転職の学歴欄は高校卒業から。正式名称と年号統一を守れば減点ゼロ。
転職の履歴書で学歴欄をどこから書くべきか、答えは「高等学校卒業」からです。しかし正式名称の書き方、和暦・西暦の統一、中退や休学がある場合の対応など、意外と迷うポイントが多いのが学歴欄。このルールを間違えると「注意力が低い人」という印象を与え、書類選考で不利になるリスクがあります。
年間500通以上の履歴書を見てきた現役キャリアアドバイザーが、マイナビ転職・doda・リクルートエージェント等の公式情報をもとに解説しています。実際の添削現場で多い間違いパターンも紹介するので、実践的な内容になっています。
転職・新卒別の「どこから書くか」の基準、学歴欄の5つの基本ルール、8つのケース別書き方見本(中退・休学・留年・編入・通信制・大学院)、卒業年度早見表、学歴詐称のリスクまで完全網羅。この1記事で学歴欄の悩みはすべて解決するでしょう。
まず「どこから書くか」の結論を示し、基本ルール→標準的な書き方→ケース別→早見表→注意点の順で進みます。自分のケースに該当する部分から読み始めてもOKです。
📌 この記事の重要ポイント
注意点
学歴詐称は内定取消し・解雇リスクがある、年号の混在は印象を大きく下げる、学校名の略称はNG
この記事の監修者
後藤 聖
株式会社TrysLinx(トライズリンクス) 代表取締役
専門領域:採用支援/キャリア戦略/採用実務
採用支援を中心に、長年にわたり人材の採用・育成に携わってきました。キャリカミ転職では、転職サイト・エージェントの選び方、選考対策(職務経歴書・面接・逆質問)、転職の意思決定(タイミング/条件整理)など、読者の意思決定に直結する領域を中心に監修しています。
【結論】履歴書の学歴はどこから書く?転職と新卒で違う基準

結論 - 転職の場合は「高等学校卒業」から書けばOK。新卒は「中学校卒業」から。採用担当は学歴の内容より書き方のマナーをチェックしています
転職の場合、学歴欄は「高等学校卒業」から書けばOKです。新卒と転職で書き始めるポイントが異なるので、まずはここを押さえておきましょう。
転職なら「高等学校卒業」からでOK
転職の場合、学歴は高等学校の卒業から書くのが一般的なルールです。
マイナビ転職の「学歴・職歴欄の正しい書き方」でも、転職者の場合は高校卒業以降の学歴を記載するよう推奨されています(参考 - マイナビ転職 学歴・職歴欄の書き方)。
義務教育である小学校・中学校は省略して問題ありません。採用担当は職歴をメインに見ているため、学歴は高校以降の情報があれば十分なのです。
ただし、最終学歴が中学卒業の方は、中学校卒業から記載してくださいね。
新卒・第二新卒は「中学校卒業」からが一般的
新卒や第二新卒の場合は、中学校卒業から書くのが一般的。リクナビ就活準備ガイドでも中学校卒業からの記載を推奨しています(参考 - リクナビ就活準備ガイド)。
これは、新卒の場合は職歴がない分、学歴欄の情報量を増やすため。ただし、第二新卒で職歴がある場合は、転職者と同じく高校卒業からでもOKですよ。
| 応募区分 | 学歴の書き始め | 理由 |
|---|---|---|
| 転職(中途採用) | 高等学校 卒業から | 職歴がメイン。学歴は簡潔に |
| 新卒 | 中学校 卒業から | 職歴がないため学歴で情報を補完 |
| 第二新卒 | 高等学校 卒業 or 中学校 卒業 | どちらでもOK |
(参考 - マイナビ転職 学歴・職歴欄の正しい書き方、リクナビ就活準備ガイド)
採用担当が学歴欄でチェックしているポイント
採用担当が学歴欄で見ているのは、学校名そのものよりも「この人は丁寧に書類を作れるか」という点です。
dodaの「中途採用の履歴書・職務経歴書で一番見られているのはどこ?」によると、採用担当が重視するのは職歴 > 志望動機 > 資格の順で、学歴自体は選考に大きく影響しないケースがほとんど(参考 - doda 中途採用で見られるポイント)。
ただし、学歴欄の年号の不一致・学校名の略称・記載漏れは「注意力が低い人」という印象につながります。内容よりも書き方のマナーが問われる欄なのです。
💡 アドバイス
転職の学歴欄は高校卒業からで十分。書くべき量が決まれば迷わず書き始められるので、まずこの基準を覚えてしまいましょう
この章の3つのポイント
- 転職は高校卒業から、新卒は中学卒業からが基準 → 義務教育は省略OK
- 採用担当は学歴の内容より書き方のマナーを見ている → 第二新卒は職歴があれば高校卒業からでOK
- 最終学歴が中卒なら中学卒業から記載 → 採用担当は学歴より志望動機と職歴を重視
学歴欄の基本ルール5つ|正式名称・和暦西暦・年号統一

結論 - 正式名称・年号統一・略号禁止・元年表記・「同上」禁止の5つのルールを守れば、学歴欄で減点されることはありません
学歴欄で守るべきルールは5つだけ。これさえ押さえれば、マナー面で減点されることはありません。
学校名は必ず正式名称で書く(「高校」ではなく「高等学校」)
履歴書は公式書類なので、学校名は必ず正式名称で記入します。
| 項目 | OK例(正式名称) | NG例(略称) |
|---|---|---|
| 高校 | 東京都立日比谷高等学校 | 日比谷高校 / 都立日比谷 |
| 大学 | 早稲田大学 商学部 商学科 | 早稲田 商学部 |
| 専門学校 | 学校法人○○学園 △△専門学校 情報処理科 | ○○専門学校 |
| 私立高校 | ○○学園 △△高等学校 普通科 | ○○高校 |
(参考 - リクルートエージェント 学歴欄の基本的な書き方)
特に注意したいのが高等学校の設置者の記載。「○○県立」「東京都立」「私立」など、設置主体を省略しないようにしましょう。
正式名称がわからない場合は、卒業証書や学校の公式サイトで確認できます。
和暦・西暦はどちらでもOK。ただし統一が絶対条件
履歴書の年号は和暦でも西暦でも構いません。重要なのは、履歴書全体で統一すること。
dodaの「履歴書は西暦・和暦どちらで書くべき?」でも、どちらを使用しても問題ないが、学歴欄だけ西暦で職歴欄は和暦、のような混在は避けるべきと明記されています(参考 - doda 西暦・和暦の書き方)。
「記入年月日は西暦、学歴は和暦、職歴は西暦」のように混在すると、採用担当に「読み手のことを考えていない人だ」という印象を与えてしまうのです。
元号の「元年」表記や略号NG等の細かいルール
基本ルールをまとめるとこの5つになります。
1. 学校名は正式名称で書く(「高校」→「高等学校」)
2. 年号は西暦・和暦のどちらかに統一する
3. 和暦の場合、「H」「R」等の略号は使わない(「平成」「令和」と書く)
4. 元号が変わった初年度は「元年」と書く(「令和1年」ではなく「令和元年」)
5. 「同上」「〃」は使わない。同じ学校でも入学と卒業をそれぞれ正式に記載する
Indeedの解説でも、和暦で記載する際はアルファベットで省略せず、必ず正式な元号名を使うことが原則とされています(参考 - Indeed 履歴書には西暦と和暦のどちらを記入?)。
この5つのルールは、一度覚えてしまえば迷うことはありません。次の項目で具体的な記入見本を見ていきましょう。
💡 アドバイス
正式名称や年号を間違えると「仕事でもケアレスミスが多い人」と判断されます。提出前に卒業証書や学校公式サイトで必ず確認してください
この章の3つのポイント
- 正式名称は卒業証書や公式サイトで確認 → 西暦と和暦の混在は「気が利かない人」の印象
- 「R」「H」等の略号はNG → 「同上」「〃」は使わない
- 元号初年度は「元年」と書く → 5つのルールを守れば減点ゼロ
【見本付き】学歴欄の正しい書き方|大学卒・短大卒・専門卒

結論 - 4年制大学・短大・専門学校いずれも「入学」「卒業」を2行に分けて、学部・学科まで正式名称で記載するのが基本フォーマットです
学歴欄は「年・月・学校名+入学/卒業」のフォーマットで書きます。ここでは学歴別の記入見本を確認しましょう。
4年制大学卒業の記入見本
最もスタンダードな書き方がこちらです。
| 年 | 月 | 学歴・職歴 |
|---|---|---|
| 学歴 | ||
| 2017 | 3 | 東京都立日比谷高等学校 普通科 卒業 |
| 2017 | 4 | 早稲田大学 商学部 商学科 入学 |
| 2021 | 3 | 早稲田大学 商学部 商学科 卒業 |
(参考 - マイナビ転職 学歴・職歴欄の正しい書き方)
ポイント
- 1行目の中央に「学歴」と見出しを記入
- 高校は「普通科」「商業科」等の学科名も記載
- 大学は学部・学科まで正式名称で記載
- 入学と卒業は分けて2行で書く
短大・専門学校卒業の記入見本
短期大学や専門学校の場合も基本は同じです。
短期大学の場合
| 年 | 月 | 学歴 |
|---|---|---|
| 2017 | 3 | 千葉県立○○高等学校 普通科 卒業 |
| 2017 | 4 | △△短期大学 英語英文学科 入学 |
| 2019 | 3 | △△短期大学 英語英文学科 卒業 |
専門学校の場合
| 年 | 月 | 学歴 |
|---|---|---|
| 2017 | 3 | 神奈川県立○○高等学校 普通科 卒業 |
| 2017 | 4 | 学校法人△△学園 □□専門学校 情報処理科 入学 |
| 2019 | 3 | 学校法人△△学園 □□専門学校 情報処理科 卒業 |
専門学校は「学校法人名」も含めて正式名称で書くのが丁寧です。卒業証書に記載されている名称をそのまま使いましょう。
OK例 vs NG例の比較表
よくある間違いをまとめました。
| 項目 | OK例 | NG例 |
|---|---|---|
| 年号 | 令和3年 / 2021年 | R3年 / H29年 |
| 元年表記 | 令和元年 | 令和1年 |
| 高校名 | 東京都立日比谷高等学校 | 日比谷高校 |
| 大学名 | 早稲田大学 商学部 商学科 | 早大 商学部 |
| 入学卒業 | 入学・卒業を2行に分ける | 「2017年4月入学〜2021年3月卒業」と1行で書く |
| 繰り返し | 同じ学校名を入学・卒業で省略せず記載 | 「同上 卒業」 |
(参考 - マイナビエージェント 間違えやすい9つのケース)
💡 アドバイス
この記事の見本をそのままテンプレートにして、学校名と年号だけ差し替えれば完成。ゼロから考える必要はありません
この章の3つのポイント
- 入学と卒業は2行に分けて記載 → 専門学校は学校法人名も含めて記載
- 高校は学科名も必須 → 短大は2年制と3年制で卒業年が異なる
- 大学は学部・学科まで正式名称 → 「同上 卒業」と省略しない
ケース別の書き方見本|中退・休学・留年・編入・通信制・大学院

結論 - 中退は「中途退学」と正式記載。休学は理由をカッコ書きで添え、留年は明記不要。大学院は「修了」と書きます
ストレートに卒業した場合以外にも、正しい書き方があります。自分に該当するケースの見本を確認してみてください。
中退(中途退学)の書き方と理由の添え方
大学や専門学校を中退した場合は、「中途退学」と正式に記載します。略称の「中退」は使いません。
| 年 | 月 | 学歴 |
|---|---|---|
| 2017 | 3 | 埼玉県立○○高等学校 普通科 卒業 |
| 2017 | 4 | △△大学 経済学部 経済学科 入学 |
| 2019 | 9 | △△大学 経済学部 経済学科 中途退学 |
(参考 - マイナビ転職「中退」を履歴書にどう書く?)
中退理由を添える場合
前向きな理由がある場合は、カッコ書きで簡潔に記載しましょう。
- 経済的事情 → 「中途退学(家庭の経済的事情により)」
- 進路変更 → 「中途退学(プログラミングの実務経験を積むため)」
- 病気療養 → 「中途退学(病気療養のため。現在は完治)」
マイナビ転職でも、やむを得ない事情や前向きな理由の場合は理由を書いたほうが印象が良いとされています。一方で、採用担当に好感を持たれにくい理由の場合は、無理に書く必要はないとのこと。
中退を記載しないのは経歴詐称になるため、絶対にNGです。
休学・留年・浪人の書き方
休学の場合
| 年 | 月 | 学歴 |
|---|---|---|
| 2018 | 4 | △△大学 文学部 日本文学科 入学 |
| 2020 | 4 | △△大学 文学部 日本文学科 休学(海外留学のため) |
| 2021 | 4 | △△大学 文学部 日本文学科 復学 |
| 2023 | 3 | △△大学 文学部 日本文学科 卒業 |
タウンワークの解説でも、やむを得ない事情や前向きな理由の休学は、履歴書に記載があるほうが印象が良いとされています。理由が書いていないと、留年や浪人と混同される可能性があるためです(参考 - タウンワーク 休学の書き方)。
留年の場合
留年は学歴欄に明記する必要はありません。入学年・卒業年を正しく書けば問題なし。
| 年 | 月 | 学歴 |
|---|---|---|
| 2017 | 4 | △△大学 工学部 情報工学科 入学 |
| 2022 | 3 | △△大学 工学部 情報工学科 卒業 |
4年制大学で入学から卒業まで5年かかっていれば、採用担当は留年を推測しますが、わざわざ「留年」と書く必要はないのです。面接で聞かれた場合に備えて、簡潔に説明できる準備をしておけばOK。
浪人の場合
浪人も学歴欄に記載する必要はありません。高校卒業から大学入学まで1年以上空いていても、そのまま時系列で書けばよいだけです。
編入・転校・通信制・大学院の書き方
編入学の場合
| 年 | 月 | 学歴 |
|---|---|---|
| 2017 | 4 | △△短期大学 英語英文学科 入学 |
| 2019 | 3 | △△短期大学 英語英文学科 卒業 |
| 2019 | 4 | ○○大学 文学部 英米文学科 3年次編入学 |
| 2021 | 3 | ○○大学 文学部 英米文学科 卒業 |
「編入」ではなく「編入学」と書くのがポイント。何年次に編入したかも明記しましょう(参考 - キャリアパーク 転校・編入の書き方)。
転校の場合
次の学校入学まで期間が空いていない場合は「転入学」と記載します。
| 年 | 月 | 学歴 |
|---|---|---|
| 2015 | 4 | 千葉県立○○高等学校 普通科 入学 |
| 2016 | 10 | 東京都立△△高等学校 普通科 転入学 |
| 2018 | 3 | 東京都立△△高等学校 普通科 卒業 |
通信制の場合
| 年 | 月 | 学歴 |
|---|---|---|
| 2017 | 4 | ○○高等学校 通信制課程 普通科 入学 |
| 2020 | 3 | ○○高等学校 通信制課程 普通科 卒業 |
通信制は「通信制課程」と明記します。通信制の高校や大学は文部科学省が認可する正式な学校なので、履歴書への記載は何も問題ありません(参考 - 鹿島学園高等学校 通信制の学歴と履歴書)。
大学院の場合
| 年 | 月 | 学歴 |
|---|---|---|
| 2021 | 3 | ○○大学 理学部 物理学科 卒業 |
| 2021 | 4 | ○○大学大学院 理学研究科 物理学専攻 博士前期課程 入学 |
| 2023 | 3 | ○○大学大学院 理学研究科 物理学専攻 博士前期課程 修了 |
大学院の場合は「卒業」ではなく「修了」と記入してください。研究科名・専攻名・課程(博士前期課程/博士後期課程)まで記載するのが正式な書き方です。
💡 アドバイス
中退・休学・留年の経歴があっても、正しく書けば減点にはなりません。逆に隠そうとして経歴詐称になるほうがダメージは大きいのです
この章の3つのポイント
- 中退は「中途退学」と書く → 中退の理由はカッコ書きで簡潔に
- 留年は明記不要で年月だけ正確に → 休学の理由を書かないと留年と混同される
- 大学院は「卒業」ではなく「修了」 → 転校は「転入学」と表記
出典
https://tenshoku.mynavi.jp/knowhow/rirekisho/35/(マイナビ転職「中退」を履歴書にどう書く?
休学の書き方
【保存推奨】卒業年度早見表(西暦・和暦対応)

結論 - 生まれ年から卒業年度を一発で確認できます。早生まれは1つ上の行を、留年・浪人はその年数分ずらして参照してください
「卒業年度、何年だっけ?」と迷ったら、下の早見表で確認しましょう。生まれ年から各学校の卒業年が一目でわかります。
1995年〜2004年生まれの卒業年度一覧
| 生まれ年 | 高校卒業 | 短大・専門卒業(2年制) | 大学卒業(4年制) |
|---|---|---|---|
| 1995年(H7) | 2014年3月(H26) | 2016年3月(H28) | 2018年3月(H30) |
| 1996年(H8) | 2015年3月(H27) | 2017年3月(H29) | 2019年3月(H31) |
| 1997年(H9) | 2016年3月(H28) | 2018年3月(H30) | 2020年3月(R2) |
| 1998年(H10) | 2017年3月(H29) | 2019年3月(H31) | 2021年3月(R3) |
| 1999年(H11) | 2018年3月(H30) | 2020年3月(R2) | 2022年3月(R4) |
| 2000年(H12) | 2019年3月(H31) | 2021年3月(R3) | 2023年3月(R5) |
| 2001年(H13) | 2020年3月(R2) | 2022年3月(R4) | 2024年3月(R6) |
| 2002年(H14) | 2021年3月(R3) | 2023年3月(R5) | 2025年3月(R7) |
| 2003年(H15) | 2022年3月(R4) | 2024年3月(R6) | 2026年3月(R8) |
| 2004年(H16) | 2023年3月(R5) | 2025年3月(R7) | 2027年3月(R9) |
(参考 - マイナビ転職 入学・卒業年度自動計算表、doda 学歴計算ツールと早見表)
高校入学年は「卒業年 - 3」、大学入学年は「卒業年 - 4」で逆算できます。例えば2000年生まれなら、高校入学は2016年4月、高校卒業は2019年3月です。
早生まれ・留年・浪人がある場合の注意点
- 早生まれ(1月〜3月生まれ)の方 → 上の表で1つ上の行(前年度)を参照してください
- 留年がある場合 → 留年した年数分だけ卒業年を後ろにずらす
- 浪人がある場合 → 浪人した年数分だけ大学入学年(=卒業年も)を後ろにずらす
例えば、2000年生まれで1年浪人した場合の大学卒業年は、2023年3月ではなく2024年3月になります。
卒業年度がどうしてもわからない場合は、出身校に連絡して卒業証明書を発行してもらうのが確実です。
💡 アドバイス
卒業年度を頭で計算すると間違えやすいので、この早見表をブックマークしておくと便利。履歴書を書くたびに確認する手間が省けます
この章の3つのポイント
- 早生まれは1つ上の行を参照 → 高校入学年は卒業年から3を引く
- 留年・浪人は年数分ずらす → 大学入学年は卒業年から4を引く
- 不明なら卒業証明書で確認 → 卒業証明書は出身校で発行可能
学歴詐称は絶対NG!バレるリスクと法的な問題

結論 - 学歴詐称は卒業証明書やバックグラウンドチェックで発覚し、内定取消し・懲戒解雇・損害賠償のリスクがあります。正直に書くのが最善策です
学歴欄は事実をそのまま書いてください。詐称は必ずバレますし、バレたときのリスクが大きすぎます。
学歴詐称が発覚する3つのタイミング
スタンバイplusの記事によると、学歴詐称が発覚する主なタイミングは以下の3つです(参考 - スタンバイplus 学歴詐称はリスク大)。
1. 卒業証明書の提出時 - 入社手続きで卒業証明書の提出を求められた場合、詐称はすぐに発覚する
2. リファレンスチェック・バックグラウンドチェック - 企業が採用候補者の経歴を第三者機関に確認するケースが増えている
3. 面接や業務中の矛盾 - 在学期間や専攻内容に関する質問で辻褄が合わなくなる
特に近年は、企業がリスク管理の一環としてバックグラウンドチェックを実施するケースが増加しています。「バレないだろう」という甘い考えは通用しないと思ってくださいね。
解雇・損害賠償のリスクと過去の判例
学歴詐称が発覚した場合のリスクは深刻です。
マイナビエージェントの解説によると、経歴詐称は軽犯罪法に触れる可能性があり、内定取消し・懲戒解雇の対象となることがあります。さらに、企業に損害が発生した場合は損害賠償請求を受ける可能性もあるのです(参考 - マイナビエージェント 経歴詐称のリスク)。
| リスク | 内容 |
|---|---|
| 内定取消し | 採用決定後でも詐称が発覚すれば取消しの対象 |
| 懲戒解雇 | 入社後に発覚した場合、就業規則に基づき懲戒解雇となる可能性 |
| 損害賠償 | 詐称により企業に損害が生じた場合、賠償請求を受けることがある |
| 法的リスク | 軽犯罪法違反に問われる可能性 |
中退や留年の経歴があっても、正直に書いたほうが圧倒的にリスクが低いのです。経歴の事実よりも「嘘をつかない誠実さ」のほうが、採用担当には高く評価されます。
💡 アドバイス
「バレないだろう」と思っても、バックグラウンドチェックの普及でバレる確率は年々上がっています。リスクに見合わない賭けは避けましょう
この章の3つのポイント
- 卒業証明書提出でバレる → 詐称を隠しても面接の矛盾で発覚する
- バックグラウンドチェック増加中 → 中退や留年を正直に書くほうがリスクが低い
- 軽犯罪法に触れる可能性 → 誠実さは高く評価される
学歴に自信がなくても大丈夫!書類選考を通過するコツ

結論 - 転職市場では学歴より職歴・スキルが圧倒的に重視されます。学歴に自信がなくても、履歴書の添削をプロに依頼すれば通過率は上がるでしょう
転職では学歴よりも「何ができるか」が圧倒的に重視されます。学歴に自信がない方こそ、職歴やスキルで勝負しましょう。
学歴より職歴・スキルが重視される転職市場
dodaの調査によると、中途採用で採用担当が最も重視するのは職歴(これまでの業務経験)であり、学歴は選考の優先度が低い項目です(参考 - doda 中途採用で見られるポイント)。
特に20代の転職市場では、「ポテンシャル」と「入社意欲」が重要視されるケースが多く、学歴そのもので合否が決まることは少なくなっています。
つまり、学歴欄は「正確に、丁寧に、ルール通りに」書けていればそれで十分。差がつくのは志望動機と職務経歴書なのです。
転職エージェントの添削で通過率を上げる方法
学歴欄を含め、履歴書全体の完成度を上げるなら、転職エージェントの添削を活用するのがおすすめです。
僕がキャリアアドバイザーとして日々感じるのは、自分では気づけないミスが必ずあるということ。学校名の正式名称が違っていたり、年号が1年ズレていたり。プロの目で見てもらえば5分で改善点が分かります。
転職エージェントの添削は無料で利用でき、マイナビジョブ20'sやリクルートエージェントなど20代向けのサービスが充実しています(参考 - マイナビジョブ20's 履歴書の書き方)。
「学歴にコンプレックスがある」「書類選考に通る自信がない」という方ほど、プロに相談する価値があるでしょう。
💡 アドバイス
学歴に自信がなくても、職歴・スキル・志望動機で十分カバーできます。無料の転職エージェントに添削を依頼すれば5分で改善点が見つかるのです
この章の3つのポイント
- 転職市場では学歴より職歴重視 → ポテンシャルと入社意欲が重視される20代
- エージェント添削は無料 → プロの目で見れば5分で改善点がわかる
- 正確に丁寧に書けていれば十分 → 学歴コンプレックスがある人ほど相談すべき
よくある質問
Q. 履歴書の学歴は中学校から書くべき?高校から?
A. 転職の場合は「高等学校卒業」から書くのが一般的です。新卒の場合は「中学校卒業」から書きます。マイナビ転職でも転職者は高校卒業以降の学歴を記載するよう推奨しています。ただし、最終学歴が中学卒業の方は中学校から記載してください。迷ったら高校卒業から書いておけば間違いありません。
Q. 「高校」ではなく「高等学校」と書かないといけない?
A. はい。履歴書は公式書類のため、学校名は正式名称で書く必要があります。「高校」は略称なので「高等学校」と記載しましょう。同様に、「大学」も学部・学科まで正式名称で書きます。リクルートエージェントでも正式名称での記載が推奨されています。正式名称は卒業証書や学校の公式サイトで確認できます。
Q. 和暦と西暦はどちらで書くべき?
A. どちらでも構いません。重要なのは、履歴書全体で統一すること。学歴欄は和暦、職歴欄は西暦のように混在させるのはNGです。dodaでもどちらを使用しても問題ないが統一は必須と明記されています。迷ったら西暦のほうが計算しやすくておすすめですよ。
Q. 中退した場合、履歴書にどう書けばいい?
A. 「中途退学」と正式に記載してください。略称の「中退」はNGです。前向きな理由がある場合は「中途退学(家庭の経済的事情により)」のようにカッコ書きで添えましょう。中退を記載しないのは経歴詐称に該当するため、必ず正直に書いてください。マイナビ転職でも正式記載を推奨しています。
Q. 留年は履歴書に書かないといけない?
A. 留年を学歴欄に明記する必要はありません。入学年と卒業年を正しく書けば学歴は成立します。4年制大学で5年かかっていれば採用担当は推測しますが、わざわざ「留年」と書く義務はないのです。面接で聞かれた場合に備えて、簡潔に説明できる準備をしておけば十分でしょう。
Q. 大学院は「卒業」と「修了」どちらが正しい?
A. 大学院は「修了」が正式な表現です。「卒業」は大学・高校・中学などで使う言葉で、大学院では使いません。記載する際は研究科名・専攻名・課程(博士前期課程など)まで含めるのが正式な書き方。リクルートエージェントでも「修了」の使用が推奨されています。
Q. 通信制の学校は履歴書に書いてもいい?
A. もちろん書いてください。通信制の高校や大学は文部科学省が認可する正式な学校であり、全日制と同じ扱いです。記載時は「○○高等学校 通信制課程 普通科」のように「通信制課程」と明記しましょう。通信制であることを隠す必要は一切ありません。
Q. 卒業年度がわからない場合はどうすればいい?
A. マイナビ転職やdodaの卒業年度早見表で、生まれ年から卒業年度を確認できます。早生まれの場合は1年前の行を参照してください。それでも不安な場合は、出身校に連絡して卒業証明書を発行してもらうのが最も確実。発行には数日〜1週間程度かかるので、早めに手配するのがおすすめですよ。
📝 読了後のアドバイス
履歴書の学歴欄の書き方を全パターン解説しました。最も大切なのは「正確に、丁寧に、ルール通りに」書くこと。学歴の内容そのもので合否が決まることは、転職ではほとんどありません。それよりも学歴欄のミスで「注意力が低い人」と判断されるリスクのほうが怖いのです。今日やるべきことは、まず自分の高校と大学の正式名称を確認すること。卒業証書や学校の公式サイトを見れば30秒で済みます。正式名称と卒業年度さえわかれば、この記事の見本を真似するだけで15分で学歴欄は完成するでしょう。もし書き方に不安があるなら、転職エージェントの無料添削を活用してください。あなたの転職活動を心から応援しています。
この記事のまとめ
- 転職の場合、学歴は「高等学校卒業」から書けばOK
- 学校名は正式名称で記載する(「高校」→「高等学校」)
- 年号は西暦・和暦のどちらかに統一する
- 和暦は「R」「H」等の略号を使わない。初年度は「元年」
- 中退は「中途退学」と正式に記載。前向きな理由はカッコ書きで添える
- 留年・浪人は学歴欄に明記不要。入学年・卒業年を正しく書けば十分
- 大学院は「卒業」ではなく「修了」と書く
- 学歴詐称は内定取消し・懲戒解雇・損害賠償のリスクがある
- 転職では学歴より職歴・スキルが重視される
- 不安なら転職エージェントの無料添削を活用しよう


