経理転職|新卒向けの退職理由例文と書き方
この記事のポイント(30秒でわかる要約)
- 新卒の場合、退職理由欄は基本的に「該当なし」または空欄でOK。アルバイト経験は職歴に含めないため記載不要というのが採用現場の標準ルールです
- インターンや契約社員として就労歴がある場合のみ記載が必要。ネガティブ表現を避け、経理職への志望動機につながる前向きな理由に変換することで通過率が上がります
- 「人間関係」「残業が多い」など愚痴ベースの理由は即NG。簿記学習との両立や専門性追求といった経理志望と接続する文脈に置き換えるのが鉄則です
退職理由の例文(新卒・インターン/契約社員経験あり)
章の結論:この例文を経理の実績に合わせてカスタマイズして使用しましょう。
大学3年次より、株式会社〇〇の経営企画部にて長期インターンとして約1年半就労しておりましたが、卒業に伴う契約満了のため退職いたしました。インターン期間中は月次の予算実績管理補助、請求書発行業務、Excelを用いた売上データ集計を担当し、累計200件以上の伝票処理を経験する中で、数字を通じて企業活動を支える経理業務の面白さを強く実感いたしました。同時に、自身の市場価値を高めるためには体系的な会計知識が不可欠と考え、就労と並行して日商簿記2級を取得。現在は建設業経理士2級と全経簿記上級の取得に向けて学習を継続しております。卒業後は、インターンで得た実務感覚と簿記学習で培った理論を融合させ、月次決算から連結決算まで一気通貫で携われる事業会社の経理として、長期的にキャリアを築きたいと考え、退職を機に新卒採用での就職活動に専念しております。
ありがちな NG 例 と 改善ポイント
章の結論:経理の退職理由では具体性と前向きな表現が通過率を左右します。
- NG: 「アルバイト先のシフトがきつく、学業との両立が困難だったため退職しました」 → 改善: そもそもアルバイトは職歴欄に書かないのが原則。新卒で職歴がない場合は退職理由欄ごと不要、または「なし」と記載
- NG: 「自分のスキルを活かし、貴社の発展に貢献したいと考え退職しました」 → 改善: 定型句の羅列は中身ゼロと判断される。「日商簿記2級取得を機に、経理専門職としてのキャリアを本格化させるため」など具体的根拠を示す
- NG: 「インターン先の経理部に正社員登用の枠がなかったため」 → 改善: 受け身の印象を与える。「より大規模な連結決算に携わりたいと考え、新卒採用枠での挑戦を選びました」と能動的な選択として書き換える
よくある質問
新卒で職歴なしの場合、退職理由欄は空欄でいいですか?
はい、空欄または「該当なし」でOKです。アルバイトは原則職歴に含めないため、退職理由を書く必要もありません。無理に埋めると逆に「アルバイトを職歴と勘違いしている」と判断され、ビジネスマナーの理解度を疑われるリスクがあります。
長期インターンの退職理由は職務経歴書と履歴書のどちらに書くべきですか?
履歴書の職歴欄に「契約期間満了につき退職」と1行記載し、詳細なエピソードや学びは職務経歴書または自己PRに展開するのが定石です。履歴書側で長文を書くとレイアウトが崩れ、書類全体の見やすさが下がるため避けてください。
経理志望なのに前職が経理と無関係でも問題ないですか?
問題ありません。むしろ重要なのは「なぜ経理に進路変更したか」のストーリーです。前職で数字に触れた経験(売上管理・在庫管理など)を起点に、簿記学習を始めた行動実績とつなげれば、未経験でも納得感のある退職理由として評価されます。
採用担当者からの解説
章の結論:採用担当者からの解説を正しく理解することで退職理由の質が格段に上がります。
なぜこの例文が評価されるのか
章の結論:この例文を経理の実績に合わせてカスタマイズして使用しましょう。
採用側からすると、新卒の退職理由欄で見ているのは「ネガティブな辞め方をしていないか」と「経理を選んだ動機に一貫性があるか」の2点に尽きます。この例文は、契約満了という客観的事実を冒頭に置くことで辞めた理由のクリーンさを担保し、続けて具体的な業務内容と件数で実務感覚を裏付けています。さらに簿記2級取得という行動実績を示すことで、「経理に行きたい」という言葉が口先だけではないと判断されます。インターン経験+資格+次の目標が一本の線でつながっており、採用担当者が面接で深掘りしたくなる構成になっている点が高評価ポイントです。
使い回し時の注意点
章の結論:NG表現を避け、採用担当者が求める言葉に言い換えることが重要です。