Webマーケターの仕事内容を徹底解説!未経験から稼ぐキャリアのリアル

Webマーケターの仕事内容を徹底解説!未経験から稼ぐキャリアのリアル

Webマーケの仕事は「数字で課題を特定し、施策で改善する」こと。

「今の仕事はルーティンが多くて、やりがいを感じられない…」
「もっと論理的に、顧客の課題を解決できる仕事がしたい」
「Webマーケティングって面白そうだけど、具体的に何をするんだろう?」
もしあなたがこう感じているなら、この記事はあなたのためのものです。

本記事では“イメージ論”ではなく、Webマーケの業務を「目的→指標(KPI)→施策→検証」の流れで整理し、職種別(SEO/広告運用/SNS/CRMなど)の役割の違いを同じ軸で比較します(最終更新:2026年1月)。 未経験の方がつまずきやすい誤解(営業の有無・きつさ・向き不向き)も、前提を分けて解説します。

具体的には、Webマーケの基本から、SEO/広告運用/SNSマーケの仕事内容、現役マーケターの1日の流れ、必要スキル、年収感、キャリアパスまでをまとめました。さらに「営業やテレアポはある?」「きついって聞くけど本当?」といった本音の疑問にも切り込みます。

重要なポイント
  • おすすめの人:論理的に課題解決したい/数字で改善したい人
  • メリット:キルが汎用的で、キャリア分岐(代理店/事業会社/独立)が多い
  • デメリット:成果プレッシャー+変化が速く、学び続けないと陳腐化しやすい

急ぎの方は、目次から「Webマーケの仕事内容」→「必要なスキル・ツール・資格」→「未経験から目指す」だけ先に読めばOKです。 読み終える頃には、仕事内容がクリアになり、未経験から“稼げるWebマーケター”になるための第一歩が具体化しているはずです。

この記事の監修者

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後藤 聖

株式会社TrysLinx(トライズリンクス) 代表取締役
専門領域:採用支援/キャリア戦略/採用実務

採用支援を中心に、長年にわたり人材の採用・育成に携わってきました。キャリカミ転職では、転職サイト・エージェントの選び方、選考対策(職務経歴書・面接・逆質問)、転職の意思決定(タイミング/条件整理)など、読者の意思決定に直結する領域を中心に監修しています。

目次

そもそもWebマーケティングとは?

そもそもWebマーケティングとは?
後藤さん

Webマーケは「Web上で売れる仕組みを作る」仕事で、集客だけ・SNSだけではなく、ユーザー行動を計測し、ボトルネックを特定して改善する“設計職”です。デジタルマーケはWeb以外(アプリ/デジタルサイネージ等)も含むため、用語の範囲を誤ると求められる役割がズレます。

全体設計×計測が命
  • 「集客→育成→CV」までを一気通貫で設計する
    • 部分最適より“全体の流れ”で勝つ
  • 勘よりデータ(計測→仮説→PDCA)が主役
    • 数字が意思決定の根拠になる職種
  • Webはデジタルの一部(範囲の誤解が事故る)
    • アプリ/オフライン連携は別設計も必要

Web上で行う「売れる仕組みづくり」の全て

Webマーケティングとは、一言で言えば「WebサイトやSNSなどのデジタルチャネルを活用して、商品やサービスが売れる仕組みを作ること」です。具体的には、インターネット上で見込み顧客を集め(集客)、自社のサービスに興味を持ってもらい(育成)、最終的に購入や問い合わせといった行動(コンバージョン)に繋げるまでの一連の活動を指します。

この活動の核心は、データに基づいた客観的な分析と改善にあります。勘や経験だけに頼るのではなく、アクセス数や顧客の行動データを分析し、論理的な仮説を立てて施策を実行し、その結果をさらに分析して改善を繰り返す(PDCAサイクル)ことで、効率的かつ効果的にビジネス目標を達成します。

デジタルマーケティングとの違い

デジタルマーケティングとの違い

「デジタルマーケティング」という言葉もよく聞かれますが、Webマーケティングとは少し範囲が異なります。

マーケティングの種類主な領域具体的な手法の例
WebマーケティングWebサイト中心SEO、Web広告、コンテンツマーケティング、メールマガジン
デジタルマーケティングデジタル技術全般Webマーケティングの手法に加え、スマホアプリ、デジタルサイネージ、AI、IoTなど

簡単に言えば、Webマーケティングは、より広範なデジタルマーケティングの一部と理解すると良いでしょう。WebマーケティングがWebサイトを主戦場とするのに対し、デジタルマーケティングはアプリのプッシュ通知や店舗のデジタル看板など、オンライン・オフラインを問わずあらゆるデジタル接点を含みます。

後藤さん

最初に「誰に・何を・どこで・どうやって買ってもらうか」を図にしてください(流入→回遊→CV)。次に“測れる指標”を決め、施策は必ず仮説付きで実行。定義が曖昧なまま学ぶと、SEOだけの人・SNSだけの人で止まりやすいので、まず全体像→分野特化の順が安全です。

出典

  • https://www.ama.org/what-is-digital-marketing/ (デジタルマーケの概念整理)

Webマーケターの具体的な仕事内容【7つの主要業務】

Webマーケターの具体的な仕事内容【7つの主要業務】
後藤さん

7業務は「戦略→集客(SEO/広告/SNS/コンテンツ)→計測(解析)→改善(UI/UX)」の循環です。特に“解析が心臓”で、Search Console/GA4のデータから仮説を立て、改善案を回す人が強い。SEOは長期資産、広告は短期加速、SNSは関係構築…と役割が違います。

施策はKPIで制御
  • 戦略(KGI/KPI)無しの施策はギャンブル
    •  数字の定義がないと改善ができない
  • SEO/広告/SNS/コンテンツ/分析/UIUXは“役割分担”
    • 全部やるより、強みの柱を作る
  • 解析→改善(UI/UX・ABテスト)が最終利益に直結
    • 流入増よりCVR改善の方が効く時も

Webマーケターの仕事は多岐にわたりますが、その中心となるのは企業の売上や目標達成に貢献するための各種施策の企画・実行です。ここでは、主要な7つの業務内容を具体的に解説します。

主要な7つの業務

① 戦略立案・企画

Webマーケティング活動全体の羅針盤となる、最も重要な業務です。市場調査や競合サイトの分析を行い、自社の商品・サービスの強みは何か、ターゲットとなる顧客(ペルソナ)は誰か、そして最終的な目標(KGI)と中間目標(KPI)を何に設定するかを決定します。

この戦略に基づいて、「どのチャネル(SEO、広告、SNSなど)にどれくらいのリソースを配分するか」「どのようなメッセージを伝えるか」といった具体的なアクションプランを策定します。ビジネス全体の目標とWebマーケティング施策を繋ぐ、司令塔のような役割です。

② SEO(検索エンジン最適化)

自社のWebサイトをGoogleYahoo!などの検索エンジンで上位表示させ、広告費をかけずに安定的な集客を目指すための施策です。具体的には、ユーザーが検索するであろうキーワードを選定し、そのキーワードで検索するユーザーの疑問や悩みに答える質の高いコンテンツ(記事や動画など)を作成します。

その他にも、サイトの構造を検索エンジンに分かりやすく改善したり(内部対策)、他のサイトから質の高いリンクを獲得したり(外部対策)といった専門的な業務も行います。地道な努力が必要ですが、成功すれば大きな資産となる施策です。

③ Web広告運用

リスティング広告(検索連動型広告)やSNS広告、ディスプレイ広告などを活用し、費用をかけて短期間で集客や売上向上を目指す施策です。どの広告媒体に、どのターゲット層に、どのような広告(テキストや画像・動画)を配信するかを計画し、実行します。

広告運用は配信して終わりではありません。クリック率(CTR)やコンバージョン率(CVR)などのデータを日々分析し、より少ない費用でより大きな効果が得られるように、広告文やターゲティング設定の改善を繰り返します。予算管理能力とデータ分析力が問われる仕事です。

④ SNSマーケティング

InstagramX(旧Twitter)FacebookTikTokなどのSNS公式アカウントを運用し、ユーザーとのコミュニケーションを通じてファンを増やし、ブランドイメージ向上や売上増加に繋げる仕事です。

各SNSの特性を理解し、ターゲット層に響くコンテンツ(投稿、動画、キャンペーンなど)を企画・作成します。フォロワー数や「いいね」の数だけでなく、コメントやシェアなどのエンゲージメントを分析し、ユーザーとの関係性を深めていくことが重要です。炎上リスクの管理など、繊細なコミュニケーション能力も求められます。

⑤ コンテンツマーケティング

ユーザーにとって価値のある情報(ブログ記事、導入事例、動画、ホワイトペーパーなど)を継続的に発信することで、見込み顧客との信頼関係を築き、最終的にファンになってもらうためのマーケティング手法です。

SEOと密接に関連しますが、目的は検索順位だけでなく、あくまでユーザーの課題解決や満足度向上にあります。顧客が商品購入に至るまでの各段階で、どのような情報を求めているかを深く理解し、適切なコンテンツを提供していく長期的な視点が必要です。

⑥ アクセス解析・データ分析

Webマーケティングの心臓部とも言える業務です。「Google Analytics 4 (GA4)」などのツールを使い、Webサイトに訪れたユーザーの行動(どこから来たのか、どのページをよく見ているのか、どこで離脱しているのかなど)を分析します。

この分析から「サイトのこの部分に問題があるのではないか」「こういうコンテンツが求められているのではないか」といった仮説を立て、改善策を導き出します。データという客観的な事実に基づいて意思決定を行うため、Webマーケティングの成果を左右する重要な役割です。

⑦ UI/UX改善・サイト改善

アクセス解析の結果に基づき、Webサイトの使いやすさ(UI:ユーザーインターフェース)や、サイトを通じて得られる体験の質(UX:ユーザーエクスペリエンス)を改善する業務です。

例えば、「ボタンの色を変えたらクリック率は上がるか?」「入力フォームの項目を減らしたら問い合わせは増えるか?」といった仮説を立て、A/Bテスト(2つのパターンを比較検証する手法)を実施します。ユーザーがストレスなく目的を達成できるサイトを目指し、コンバージョン率の最大化を図ります。

後藤さん

未経験は「1つだけ実務っぽく説明できる武器」を作るのが近道。例:①SEO記事を10本書いてGSCで表示回数/CTR改善、②広告の模擬設計(ターゲット/訴求/LP)→指標設計、③SNSで投稿→反応→仮説の改善ログ。実務は“改善の証拠”が評価されます。

出典

  • https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/seo-starter-guide?hl=ja (SEOの基本)
  • https://support.google.com/webmasters/answer/7576553?hl=ja (Search Console:検索パフォーマンス)
  • https://support.google.com/analytics/answer/10089681?hl=ja (GA4:基本)
  • https://www.optimizely.com/optimization-glossary/ab-testing/ (A/Bテストの概念)

【リアルを深掘り】現役Webマーケターの一日

【リアルを深掘り】現役Webマーケターの一日
後藤さん

実務は“華やか”より“運用”。代理店は複数案件を高速で回し、数値チェック→調整→報告が中心。事業会社はコンテンツ設計→執筆/制作→効果測定→リライトの比率が上がります。どちらも共通して、データで状況を説明し、次の改善案に落とす力が求められます。

数字→会議→改善の反復
  • 朝一は数値チェック(異常検知が最優先)
    •  予算・配信崩れは早期対応が命
  • 会議=合意形成(提案は“データ付き”が正義)
    • 感想より根拠で会話すると通る
  • 学習時間が仕事の一部(変化が速い職)
    •  公式アップデート追跡が差になる

「理屈は分かったけど、実際どんな風に働いているの?」そんな疑問にお答えするため、職種別のWebマーケターの1日のスケジュール例を2パターンご紹介します。

パターン1:Web広告代理店の広告運用担当者(2年目)

時間業務内容
9:30出社・メールチェック・広告アカウントの数値確認
出社後、まずは担当クライアントの広告アカウントの進捗を確認。前日の配信結果や予算消化ペースに異常がないかをチェックします。
10:00朝会・タスク確認
チームでの朝会。各々の進捗状況や課題を共有し、今日のタスクの優先順位を決定します。
11:00広告アカウントの分析・調整
数値が芳しくないキャンペーンの原因を分析。キーワードの入札単価調整や、広告文の修正、ターゲティングの見直しなどを行います。
12:30ランチ
13:30クライアント定例ミーティング
週次や月次のレポートを基に、クライアントへ広告の運用成果を報告。現状の課題と、今後の改善施策について提案・ディスカッションします。
15:00レポート作成
次回の定例ミーティングに向けたレポートを作成。Excelやスプレッドシートでデータを集計し、PowerPointで分かりやすく資料にまとめます。
17:00新しい広告クリエイティブの企画・依頼
新しいキャンペーンで使用するバナー広告や動画広告の企画。デザイナーにイメージを伝え、制作を依頼します。
18:30情報収集・学習
業界ニュースや新しい広告媒体の情報をチェック。常に最新のトレンドを学び、自身のスキルアップに繋げます。
19:00退社

パターン2:事業会社のコンテンツマーケター(3年目)

時間業務内容
10:00始業(リモートワーク)・タスク確認
チャットツールでチームメンバーに挨拶し、今日のタスクをTrello(タスク管理ツール)で確認します。
10:30SEOツールの順位チェック・キーワード分析
AhrefsなどのSEOツールを使い、対策キーワードの検索順位をチェック。新しい記事で狙うべきキーワードの調査・分析を行います。
12:00コンテンツ会議
編集者や他のマーケターとオンラインで会議。今後作成する記事のテーマや構成についてブレインストーミングします。
13:00ランチ
14:00記事執筆・編集
担当するブログ記事を執筆。調査したキーワードやペルソナ設定に基づき、読者の課題を解決する内容を丁寧に書き上げます。
16:00Google Analyticsでの効果測定
過去に公開した記事のPV数や滞在時間、コンバージョンへの貢献度を分析。リライト(記事修正)が必要な記事をリストアップします。
17:00SNSでのコンテンツ拡散
新しく公開した記事をX(旧Twitter)やFacebookで投稿。ユーザーの反応をチェックし、コメントへの返信なども行います。
18:00外部ライターとのやり取り
外注しているライターから納品された原稿のチェックとフィードバックを行います。
19:00終業
後藤さん

自分が向くのは「スピード×複数案件(代理店)」「1事業を深掘り(事業会社)」かで選ぶと失敗しにくいです。判断材料は、①扱う指標(CPA/ROAS中心か、LTV/SEO中心か)、②制作体制(内製/外注)、③裁量の幅。面接では“1日の意思決定”を聞くとリアルが見えます。

出典

  • https://support.google.com/analytics/answer/10089681?hl=ja (日々の計測の前提:GA4)
  • https://support.google.com/google-ads/answer/6146252?hl=ja (広告運用の前提:Google広告)

Webマーケターに必要なスキル・ツール・資格

Webマーケターに必要なスキル・ツール・資格
後藤さん

必須は「論理・コミュニケーション・学習」。加えてGA4/GSC/広告管理画面が触れると強いです。資格は必須ではないものの、未経験はSkillshop(Google Ads/Analytics)で“最低限の共通言語”を作ると選考が進みやすい。SNS運用は炎上/規約違反リスクもあるため、各社ポリシー確認が前提です。

公式ドキュメントが最強
  • 解析力=「数字→仮説→行動→検証」の文章力
    •  分析は“説明できて初めて武器”
  • ツールは公式の定義に従う(自己流は事故る)
    •  GA4/GSC/Adsは仕様理解が超重要
  • 資格は“学習の証拠”として効く(実務は別)
    • 未経験はSkillshopが最短で刺さる

未経験からWebマーケターを目指す上で、「どんなスキルが必要なの?」と不安に思う方も多いでしょう。ここでは、必須スキルから、あると有利な資格までを具体的に解説します。

求められる5つの必須スキル

求められる5つの必須スキル
  1. 論理的思考力・分析力
    データに基づいて課題を発見し、解決策を導き出す能力です。「なぜこの広告のクリック率が低いのか?」「どのページの離脱率が高いのか?」といった問題に対し、数字という客観的な事実から仮説を立て、検証する力が求められます。営業職で顧客データを分析して提案に活かした経験なども、このスキルに通じます。
  2. コミュニケーション能力
    社内のデザイナーやエンジニア、社外のクライアントや広告代理店など、多くの人と連携して仕事を進めるため、自分の考えを分かりやすく伝え、相手の意見を正確に理解する能力は不可欠です。特にクライアントのビジネス課題を深くヒアリングする力は、マーケティング戦略の根幹を支えます。
  3. 学習意欲・情報収集力
    Web業界のトレンドは驚くほど速く変化します。Googleのアルゴリズムアップデート、新しいSNSの登場、最新ツールのリリースなど、常にアンテナを張って学び続ける姿勢がなければ、すぐに時代遅れになってしまいます。未知の分野に対しても臆せず、自ら情報をキャッチアップし、試してみる好奇心が重要です。
  4. 基本的なITツール操作スキル
    Excelでのデータ集計やグラフ作成、PowerPointでの資料作成は基本です。これに加え、後述するWebマーケティング特有のツールをスムーズに使いこなせるスキルが求められます。
  5. 企画力・提案力
    データ分析から導き出した課題に対し、「こんな企画をやってみませんか?」「この広告クリエイティブでテストしましょう」といった具体的な施策を企画し、関係者にその意図や期待効果を説得力を持って提案する力も重要です。

現場で使う主要なWebマーケティングツール

Webマーケターは様々なツールを駆使して業務を効率化・高度化します。ここでは、特に利用頻度の高い代表的なツールをご紹介します。

カテゴリ代表的なツール主な用途
アクセス解析Google Analytics 4 (GA4)Webサイトのユーザー行動を分析するための必須ツール。
SEOツールGoogle Search Console検索エンジンから自社サイトがどう見られているかを確認。
Ahrefs / SEMrush競合サイトの分析、被リンク調査、キーワード調査など高機能。
Web広告Google広告 / Yahoo!広告リスティング広告やディスプレイ広告の管理画面。
Facebook広告マネージャInstagramやFacebook広告の管理画面。
SNS運用SocialDog / Hootsuite投稿予約や複数アカウントの一元管理、分析。
MAツールHubSpot / Marketo見込み顧客の管理やメール配信などを自動化。

【未経験者向け】おすすめの資格

【未経験者向け】おすすめの資格

Webマーケティングの仕事に必須の資格はありません。しかし、知識の体系的な習得や、未経験からの転職活動で学習意欲を示す上で、資格取得は有効な手段となり得ます。

  1. Google広告認定資格 / GAIQ(Google Analytics Individual Qualification)
    Googleが公式に提供する無料の認定資格。実務で最もよく使うツールの知識を証明できるため、実用性が非常に高く、未経験者が最初に目指すべき資格と言えます。
  2. ウェブ解析士
    Webサイトのデータ分析に基づいた改善提案能力を体系的に学べる資格です。アクセス解析の基礎からKPI設計まで、Webマーケターとしての土台となる知識が身につきます。
  3. マーケティング・ビジネス実務検定®
    特定の業種に偏らない、幅広いマーケティングの基礎知識を証明できます。Webだけでなく、マーケティング全体のフレームワークを理解するのに役立ちます。
後藤さん

「資格→実践→成果」の順にすると詰みません。まずSkillshopで用語を揃え、次にブログやLPでGA4/GSCの計測を回し、改善ログを残す。SNSは投稿前にポリシー確認(禁止表現・誇大表示・著作権)。Web施策は法律(個人情報/メール)にも触れやすいので、守りの基礎を押さえるほど評価が安定します。

出典

  • https://skillshop.exceedlms.com/student/catalog/list?category_ids=2844-google-analytics (Google公式学習)
  • https://support.google.com/analytics/answer/10089681?hl=ja (GA4)
  • https://support.google.com/webmasters/answer/7576553?hl=ja (GSC)
  • https://support.google.com/google-ads/answer/6146252?hl=ja (Google広告)
  • https://www.facebook.com/business/help/488043719226449 (Meta広告ポリシー)
  • https://www.lycbiz.com/jp/service/line-ads/review-guidelines/ (LINE広告の審査基準)
  • https://www.ppc.go.jp/personalinfo/legal/ (個人情報保護法)
  • https://elaws.jp/view/414AC0100000026 (特定電子メール法)

Webマーケターのキャリアパスとリアルな年収

Webマーケターのキャリアパスとリアルな年収
後藤さん

年収はスキルと担当領域で大きく変わります。公的データでは「マーケティング・リサーチャー」の平均年収が提示されており、指標設計・分析の価値が高いことが分かります。広告市場の拡大が追い風で、SEO/広告/分析のいずれかで実績を作ると、事業会社・コンサル・独立へ広げやすいです。

伸び市場で実力が給料に
  • 年収は“職域”でブレる(広告/CRM/分析/PMで差)
    •  職種名より担当領域で相場が変動
  • 市場は伸びる=実力が積み上がる職
    • 広告市場拡大で求人も増えやすい
  • キャリア分岐は「専門→統合→責任者」が王道
    •  SEO特化→グロース全体→責任者

将来性や収入は、キャリアを考える上で非常に重要な要素です。Webマーケターのリアルな年収事情と、その先の多様なキャリアパスについて見ていきましょう。

Webマーケターの年収相場

Webマーケターの年収相場

Webマーケターの年収は、スキルや経験、所属する企業の規模によって大きく変動します。厚生労働省のデータによると、平均年収は約645万円と報告されており、日本全体の平均を上回る水準です。

ただし、これはあくまで全体の平均値です。未経験からのスタートの場合、初年度は300万円~450万円が一般的です。しかし、成果が数字で明確に表れる職種のため、スキルと実績を積むことで年収は着実にアップします。

  • ジュニア層(1~3年目): 400万~550万円
  • 中堅層(3~5年目): 500万~800万円
  • シニア・管理職(5年目~): 700万~1,000万円以上

実力次第では、20代で年収600万円以上、30代で1,000万円を超えることも十分に可能な、夢のある職種です。

多様なキャリアパスと将来性

多様なキャリアパスと将来性

Webマーケティングで培ったスキルは汎用性が高く、多様なキャリアパスを描けるのが大きな魅力です。

  • スペシャリスト:
    • SEO、広告運用、データ分析など、特定の分野を極め、第一人者を目指す道。
  • マネージャー:
    • チームを率いて、より大きな規模のマーケティング戦略を指揮する道。CMO(最高マーケティング責任者)を目指すことも可能です。
  • Webコンサルタント:
    • 企業のマーケティング課題を解決する専門家として、コンサルティングファームなどで活躍する道。
  • フリーランス・独立:
    • 会社に所属せず、個人で複数のクライアントのマーケティングを支援する道。実力次第で会社員時代以上の収入と自由な働き方を実現できます。
  • 事業会社への転職:
    • 代理店などでスキルを磨いた後、特定のサービスをグロースさせる事業会社のマーケターに転職するキャリアも人気です。

インターネット広告市場は年々拡大しており、企業のデジタルシフトは今後も加速します。AIの進化はマーケターの仕事を奪うのではなく、むしろ定型業務を効率化し、より戦略的で創造的な業務に集中させてくれる強力なパートナーとなります。Webマーケターの需要と将来性は、極めて高いと言えるでしょう。

後藤さん

年収を上げたいなら「再現性ある成果」を1本作るのが最短です。例:CVR改善(ABテスト)、広告CPA改善、SEOで指名外流入の増加。次に“事業インパクト(売上/粗利/継続率)”で語れるようにする。求人票は「KPI責任の範囲」「裁量(予算/施策)」「社内の制作体制」を見れば伸びしろが読めます。

出典

  • https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/240 (職業情報:賃金データ等)
  • https://www.dentsu.co.jp/news/release/2025/0227-010963.html (日本の広告費:市場動向)

【未経験から目指す】Webマーケターになるための4ステップロードマップ

【未経験から目指す】Webマーケターになるための4ステップロードマップ
後藤さん

未経験転職の勝ち筋は「学ぶ→触る→小さく回す→成果を言語化」。ブログ/SNSの個人運用でも、GSC/GA4で計測し改善した“証拠”があれば評価されやすいです。SEOの基本に沿ってコンテンツを作り、指標(表示回数/CTR/滞在/CV)で改善したプロセスがポートフォリオになります。

成果ログが最強の履歴書
  • インプットだけは評価されない(実践ログが命)
    •  採用側は“やった証拠”を見たい
  • ツールは触れば理解が進む(GA4/GSCは特に)
    • 管理画面に慣れるだけで差が出る
  • ポートフォリオは成果+プロセス(改善の物語)
    • 数字・仮説・施策・結果をセットで

「自分にもできるかも」と感じてきたあなたへ。未経験からWebマーケターになるための具体的な4つのステップをご紹介します。

STEP
基礎知識をインプットする

まずはWebマーケティングの全体像を掴むことから始めましょう。書籍やオンライン学習サイト、YouTubeなどを活用して、基本的な用語や各施策の役割を学びます。おすすめは、まずマーケティングの入門書を1冊読み、その後、Webマーケティングの各分野(SEO、広告など)の解説サイトや動画を見ていく方法です。

STEP
ツールに触れてみる

知識をインプットしたら、実際にツールを触ってみましょう。Google AnalyticsやGoogle広告はデモアカウントが用意されており、無料で操作感を試すことができます。自分のブログやサイトがなくても、ツールの管理画面がどのようなもので、どんなデータが見られるのかを体験するだけでも大きな一歩です。

STEP
自分で実践してみる(ブログ・SNS運用)

未経験者にとって最も重要なのが、この実践経験です。 自分のブログを開設し、SEOを意識した記事を書いてみましょう。あるいは、特定のテーマでSNSアカウントを立ち上げ、フォロワーを増やす挑戦をしてみるのも良いでしょう。目標を設定し、分析・改善を繰り返すプロセスそのものが、あなたのスキルとなります。

STEP
実績をポートフォリオにまとめて転職活動へ

ブログ運営やSNS運用で得た成果(例:3ヶ月で月間〇〇PV達成、特定キーワードで検索1位獲得など)を、ポートフォリオ(実績集)としてまとめます。

このポートフォリオが、あなたのスキルと意欲を証明する何よりの武器になります。準備ができたら、転職エージェントに相談したり、求人サイトで「未経験歓迎」の求人に応募したりと、本格的な転職活動をスタートさせましょう。

後藤さん

最初の90日プラン:①1週目に用語と全体像、②2〜3週目にGA4/GSC導入(計測の土台)、③4〜8週目で記事/投稿を量産、④9〜12週目でリライトと改善。ポートフォリオは「何を狙い、何を変え、数字がどう動いたか」だけで十分刺さります。派手な実績より再現性です。

出典

  • https://developers.google.com/search/docs/fundamentals/seo-starter-guide?hl=ja
  • https://support.google.com/analytics/answer/10089681?hl=ja
  • https://support.google.com/webmasters/answer/7576553?hl=ja

【現役マーケターが本音で回答】WebマーケターのリアルQ&A

【現役マーケターが本音で回答】WebマーケターのリアルQ&A

最後に、未経験者が抱きがちなリアルな疑問や不安に、本音でお答えします。

営業やテレアポのような業務はありますか?

基本的にはありません。 Webマーケターの主な仕事は、データ分析や施策の企画・実行であり、新規開拓のテレアポや飛び込み営業を行うことはまずありません。ただし、職種や会社によっては、クライアントへの提案営業や既存顧客との関係構築が業務に含まれることもあります。しかし、それは闇雲な営業ではなく、データに基づいた論理的な提案が中心です。営業で培った「顧客の課題をヒアリングし、解決策を提案する力」は、Webマーケターとして大いに活かせる強みになります。

「きつい」「やめとけ」と聞きますが、本当ですか?

楽な仕事ではありませんが、それを上回るやりがいがあります。
「きつい」と言われる理由は主に3つです。

  1. 成果が数字で出るプレッシャー: 全ての施策結果が数字で可視化されるため、常に成果を求められます。
  2. 変化が速く学び続ける必要がある: 常に新しい知識のキャッチアップが不可欠です。
  3. 地道な作業が多い: データ集計や分析など、泥臭く地道な作業も業務の多くを占めます。

しかし、自分の施策で売上が上がったり、サイトへのアクセスが急増したりと、成果が目に見える形で返ってくる時の達成感は格別です。また、どこでも通用するポータブルなスキルが身につくため、市場価値の高い人材へと成長できます。

本当に未経験からでも転職できるのでしょうか?

可能です。多くの企業がポテンシャルを重視した採用を行っています。
Webマーケティング業界は成長市場であり、人材が不足しているため、「未経験OK」の求人は豊富にあります。特に20代であれば、ポテンシャル採用の可能性は非常に高いです。

重要なのは、「学習意欲」と「自ら行動した実績」を示すことです。ロードマップで紹介したように、独学で知識を学び、ブログやSNS運用で小さな成功体験を積んでポートフォリオとして提示できれば、未経験というハンデを十分にカバーできます。

未経験はSEOと広告、どっちから学ぶべき?

最短で“成果の証拠”を作るならSEOがおすすめ。費用ゼロで始められ、Search ConsoleとGA4で改善ログを残せます。広告は即効性がある反面、予算と設計ミスの損失が出やすい。まずSEOで計測→改善の型を作り、次に広告で拡大が堅いです。

GA4とSearch Consoleは何が違う?

GSCは「検索結果でどう見られ、クリックされたか」(表示回数/CTR/検索クエリ)を扱い、GA4は「サイトに来た後に何をしたか」(流入後の行動/イベント)を扱います。SEO改善はGSCで入口を、GA4で中身を改善するのが基本です。

ポートフォリオは何を書けばいい?

「成果+プロセス」でOK。①目的(誰の何を解決)②仮説③施策④結果(数字)⑤学び、の5点。GSC/GA4のスクショや、改善履歴(いつ何を変えたか)があると説得力が跳ねます。資格だけより“改善の証拠”が強いです。

Web広告は何を見て改善する?

まずはCTR(広告の魅力度)→CVR(LPの訴求/導線)→CPA/ROAS(採算)で順に見ます。媒体のポリシー遵守も前提。改善は「ターゲット」「訴求」「クリエイティブ」「LP」を分けて検証し、変更は一度に1要素が基本です。

SNS運用で炎上を防ぐコツは?

投稿前に「事実確認」「誇大表現の排除」「権利(著作権/肖像)」の3点チェック。加えて各SNSのルール/広告ポリシーに反しないか確認。運用ルール(返信方針、削除基準、緊急連絡)を文書化すると事故が減ります。

WEBマーケターの仕事内容まとめ

WEBマーケターの仕事内容まとめ

Webマーケティングの仕事は、戦略立案からSEO、広告運用、データ分析まで多岐にわたります。常に学び続ける姿勢が求められ、数字に対するプレッシャーも伴いますが、それ以上に自分の力でビジネスを動かす実感と、市場価値の高いスキルを得られる、非常にやりがいのある仕です。

未経験からの挑戦は決して簡単な道ではありませんが、正しいステップで学習と実践を重ねれば、キャリアチェンジは十分に可能です。この記事が、あなたの漠然とした不安を解消し、Webマーケターとしての新しいキャリアを切り拓くための具体的な一歩となれば幸いです。あなたの挑戦を心から応援しています。

後藤さん

次の一歩は「分野を1つ決めて、計測→改善の証拠を残す」です。おすすめは“SEO×計測”。ブログを立て、GSCで表示回数/CTRを見てタイトルと見出しを改善し、GA4で滞在や回遊を確認して内部リンクを最適化。成果は小さくてOK。「仮説→施策→数字の変化→学び」を3セット作ると、未経験でも面接で一気に強くなります。加えて、個人情報・メール配信など守りの法律も最低限押さえると信頼が跳ね上がります。

出典

  • https://shigoto.mhlw.go.jp/User/Occupation/Detail/240
  • https://www.dentsu.co.jp/news/release/2025/0227-010963.html
  • https://support.google.com/analytics/answer/10089681?hl=ja
  • https://skillshop.exceedlms.com/student/catalog/list?category_ids=2844-google-analytics
  • https://support.google.com/google-ads/answer/6146252?hl=ja
  • https://help.x.com/en/rules-and-policies/x-rules
  • https://www.facebook.com/business/help/488043719226449
  • https://www.lycbiz.com/jp/service/line-ads/review-guidelines/
  • https://help.instagram.com/450817761347796
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この記事を書いた人

前田 大介のアバター 前田 大介 キャリアコンサルタント

20代の転職(第二新卒〜若手)を中心に、求人票の読み解き・職務経歴書の作り方・面接対策・企業研究などを解説しています。
実体験/取材/公式情報の確認をベースに、「何をどう判断すれば失敗しにくいか」を手順化して届けるのが得意です。

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