経営・管理職の履歴書テンプレと書き方【34職種対応】
経営層・管理職の履歴書を書くなら、職務要約に経営判断・成果指標を必ず含めましょう。本カテゴリには34種類の管理職が含まれます。


経営・管理職の転職市場データ
履歴書を書く前に、応募ポジションの市場感を把握しておくと、強調すべき経験・避けるべき表現の判断がブレません。経営・管理職カテゴリの主要KPIは以下のとおりです。
経営・管理職の履歴書 5ステップ構成
- 1
基本情報
氏名・連絡先・生年月日・写真。間違いがあれば即不採用になりかねない最重要セクション。
所要 5分 - 2
学歴
高校卒業以降を年代順に。中退・留学・休学はそのまま記載し、補足を添える。
所要 10分 - 3
職歴
実績・規模・役割を数値で具体化。短期離職は理由を簡潔に補足。
所要 30〜60分・最重要 - 4
資格・スキル
業界に関連する資格を取得年月とともに。語学はスコアまで明記。
所要 15分 - 5
志望動機・自己PR
応募理由 × 自分の強み × 入社後の貢献。3要素を200字以内で。
所要 60分・差がつく欄
職種カテゴリ(6カテゴリ)
経営・管理職の履歴書で重視されるポイント
経営層・管理職の履歴書を書くなら、職務要約に経営判断・成果指標を必ず含めましょう。本カテゴリには34種類の管理職が含まれます。
- 数値で経営成果を明示
- 管掌範囲と組織規模
- 経営戦略の立案・実行
- ステークホルダー対応
- 後継者育成・組織変革
| 記載欄 | 押さえるべきポイント | 記入例 |
|---|---|---|
| 職歴 | 役職名は登記上の正式名称で記載。組織規模・予算権限を必ず数値化。 | 代表取締役社長 / 全社500名・売上80億円規模を統括 |
| 実績 | 売上・利益率・コスト削減・離職率など、KPIで成果を定量化。 | 営業利益率を3年で5%→12%に改善(前任比2.4倍) |
| 資格 | 経営系資格(MBA・診断士)を優先。取得年・活用場面を添える。 | MBA(一橋大学/2018年取得)、中小企業診断士 |
| 志望動機 | 「過去の意思決定 → 応募企業での再現性」を200字以内で連結。 | 事業再生でPMI主導 → 御社の海外子会社統合で再現します |
| 自己PR | 後継者育成・組織変革など「自分が去った後」の視点を入れる。 | 幹部候補10名を計画的に登用、退任後も組織が機能する体制を構築 |
数値で経営成果を明示する
売上高・利益率・コスト削減額・従業員数など、在任期間中に達成した成果を具体的な数値で示しましょう。「売上を3年で1.5倍に拡大」「営業利益率を5%改善」のように定量化することで、意思決定力と実行力を採用担当者に説得力をもって伝えられます。
管掌範囲と組織規模を明確に記載する
何名の組織を率い、どの部門・事業を管掌していたかを具体的に記述してください。「全社500名のマネジメント」「国内3拠点・海外2拠点を統括」など、責任範囲の広さと複雑性を示すことで、同等以上のポジションへの適性をアピールできます。
経営戦略の立案・実行プロセスを書く
中期経営計画の策定や事業ポートフォリオの見直しなど、戦略立案から実行までの主体的な関与を記述しましょう。「現場任せ」ではなく自ら舵を切った経験を示すことが、次の役職に求められるリーダーシップの証明になります。
ステークホルダー対応の実績を盛り込む
取締役会・株主・金融機関・官公庁・大口顧客など、社外ステークホルダーとの交渉・折衝経験は経営・管理職ならではの強みです。資金調達、M&A交渉、行政折衝など具体的な場面とその結果を記載することで、対外的な影響力を示せます。
後継者育成・組織変革への貢献を示す
幹部候補の育成計画策定や組織改革(部門再編・評価制度導入など)の推進実績を記載しましょう。経営層には「自分が去った後も組織が機能する仕組みを作れるか」が問われます。人材・組織への投資実績は、経営者としての成熟度を示す強力なアピールポイントになります。
経営・管理職の履歴書 記入例
そのままコピーすると不採用リスクが上がるため、自分の経験に置き換えて使ってください。良い例(◎)と悪い例(×)を並記しています。
職歴欄の記入例
2019年4月 株式会社○○ホールディングス 代表取締役社長 就任 国内3拠点・海外2拠点/従業員480名・売上82億円規模を統括。 就任時に営業利益率5%、退任時に12%(年平均成長率+24%)を達成。 主導施策:M&A 2件(合計28億円)、基幹システム刷新、幹部候補10名の計画的登用。
2019年4月 株式会社○○ホールディングス 入社 社長として経営を担当。会社全体を見ました。 売上の改善や組織づくりに貢献しました。
自己PRの記入例
私の強みは、業績悪化局面でのPMI(買収後統合)を主導した経験です。前職では経営不振の子会社2社を3年で黒字化(営業利益率▲4%→+8%)。退任後も再悪化していないことが、自分の意思決定が一過性ではない証左だと考えています。御社が進める海外子会社統合でも、同じ再現性を提供します。(197字)
リーダーシップとマネジメント力には自信があります。長年の経験を活かして御社に貢献したいと思います。よろしくお願いします。
志望動機の記入例
前職で主導した中期経営計画の策定・実行プロセス(3年で売上1.5倍)が、御社の「2030中計」で掲げるアジア市場拡大と完全に重なります。とくに私が経験した東南アジア合弁の立ち上げノウハウは、御社のシンガポール現法強化に直接寄与できると確信しています。(189字)
御社の理念に共感し、これまでの経営経験を活かせる環境だと思い志望しました。新たな挑戦をしたいです。
よくある質問
経営・管理職の履歴書で職歴欄に書くべき実績の書き方は?
管理職の実績は「売上を前年比120%に伸長」「部下15名のマネジメントで離職率を50%改善」のように、数値と役割を明示して記載します。規模・期間・成果の三点セットを意識すると採用担当者に伝わりやすくなります。
CEO・社長などの代表職は履歴書の役職名をどう書けばよいですか?
「代表取締役社長」「取締役CEO」など登記上の正式名称を職歴欄に記載してください。英語表記を併記する場合は括弧内に添えます。肩書きの誇張は経歴詐称になるため、登記簿や名刺と一致させることが重要です。
管理職が転職する際、マネジメント経験はどの程度詳しく書くべきですか?
直轄の部下人数・組織規模・予算権限を具体的に記載します。「営業部門30名のマネジメント、部門予算3億円管理」のように定量化すると説得力が増します。採用側は再現性を見ているため、施策と成果をセットで書くことが重要です。
経営・管理職の履歴書に取得しておくと有利な資格はありますか?
中小企業診断士・MBA・PMP(プロジェクトマネジメント)・公認会計士などが評価されやすいです。業種に応じてIT系ならITストラテジスト、金融系なら証券アナリストも有効です。資格名とともに取得年・活用実績を添えると信頼度が高まります。
会社取締役・監査役として複数社を兼任している場合、履歴書にはすべて記載すべきですか?
原則として現在兼任中のすべての役職を記載します。利益相反や守秘義務に関わる懸念を避けるため、応募先企業との競合関係がある兼任先は面接で事前に説明できる準備も必要です。非常勤・社外役員も省略せず明記してください。
この記事を書いた人

20代の転職(第二新卒〜若手)を中心に、あらゆる業界の採用動向に精通する経験豊富なキャリアアドバイザー。自他共に認める「転職のガチオタク」であり、労働市場のデータ分析から、面接官の心理を突いた履歴書作成・面接対策まで、圧倒的な専門知識を持つ。読者の不安に深く寄り添いながらも、時に厳しい現実やリスクを率直に伝える「愛ある本音のアドバイス」に定評がある。豊富な知見とポジティブなエネルギーで、あなたの「後悔しないキャリア選び」を強力にバックアップする。
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